※ 曲を聴くにはリアルプレーヤーが要ります。
高校時代(1984年)の作品です。バイトでコルグのシンセサイザー(Pory-800)を買ったばかりで早速使ってみました。当時YMOにはまっていた私は、「テクノデリック」的な曲を作るつもりでした。楽器を弾けない私は、リズム体にシンプルなメロディーを乗せようと思いました。ピーナツの缶にビニールのふたをかぶせ、棒でたたくと、なんともタイトでいい音がするので、これをドラムがわりに使いました。大きさの違うピーナツ缶を交互にたたくと、かっこいいフィルインになりました。シンバルがわりにコップをたたいています。これもいい音で、コマル君に誉められた記憶があります。さて、テクノ風にするためにいろいろ思案した結果、ラジオのノイズを使用しました。ドラムのリズムに乗せるとあら不思議、気持ちよいではありませんか。これだけでも十分テクノ的。しかし、「テクノデリック」に心酔していた当時の私は、サンプリング風の合いの手を入れました。「アイ、アイ・・・」という声がそうです。サンプラーなどもちろん持っているはずはなく、仕方なく、口で言っています。今聴くと、入れないほうが良かったようです。アナログシンセとして名機の誉れ高い「Pory-800」の音色は懐かしいです。MTRなど持っていず、カセットデッキのピンポン録音で、SNが悪いですが、それがかえってドラムの音に深みを与えています。テクノというより、○○音楽と言ったほうがぴったりですが、身の回りの物を楽器代わりに使うというアイデアは、「テクノデリック」的ではないかなと思っています。
1997年 ブライアン・タナゴ談 |